貴方へ


焼ける瞬間
目を瞑って
確かめて
食べたい衝動は
もう少しおあずけ

焦げる瞬間
目を開けて
微笑んで
手にとってこの心
もう待たせないで


一口目も二口目も
飽きることを知らないこの味
やっと出会えた
運命が運んだ至福の時

飛びついてもいいですか?
抱きとめてほしいです。


これからずっと
食べ終わることはない
大好きだよ。