バカみたいに繊細で
バカみたいに気取ってる
そんな僕らだって確かに命は一つある

嫌いなあいつや気になるあの子
ちょっと苦手なあのおじさん
それぞれが持つ命の蝋燭
僕のそれは、いつ消えるのだろう

神が本当にいるのだとしたら
どうしてあの人は僕より先に死んでしまったの
答えは出ない
それは永遠
理不尽だ

バカみたいに大泣きして
バカみたいに爆笑して
そんな僕らだって確かに命は一つある

確かに一つ、命がある
大切な命がここにある


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詩同盟のテーマ版(お題は『命』)に投稿させてもらったものをupしてみました。
少し変更しています。個人的に好きな詩です。
去年の年の漢字は「命」でしたよね。
なんだかホント、命について考えさせられた年でした。
私も身近な人が死んでしまったわけだし・・・
この詩があなたにとって命について少しでも考えるきっかけになったら、幸せです。